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インスタレーションは基本的には

インスタレーションは基本的には一時的(テンポラリー)なものであり、展覧会期が終われば撤去されてしまい人々の記憶の中にしか残らない。写真や映像記録だけが後から追体験する方法であるが、写真を見るだけではその作品を体験したとはいえない。ただしその写真自体がインスタレーション作品とは異なった魅力を発揮する作品になることもある。

また、インスタレーションは設置場所に固有(サイトスペシフィック)のものである。近代以降の西洋の芸術作品は、額に入った絵画や台座に乗った彫刻などのスタイルになり教会などの建築物から自立し、世界中のどこに置いても同じように成立すると考えられるようになった。しかしこれに対して、インスタレーション作品は設置場所の形状や周囲の壁面・建築・地形との関係、その場所にかかわる歴史や記憶などから発想して制作され、これらと密接に結びついている。それゆえ、他の場所への移転や再現は、作品として成立しなくなるため困難である。
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一時的でしかも場所固有なので、そこに恒久設置された作品ではない限り会期後は消えうせることになる。また、売買は基本的に困難である。売買にあたっては、美術館などが作家に制作を依頼して制作費を払い恒久設置あるいは一時設置の方法をとるか、またはコレクターや美術館が詳細な設計図とともにパーツすべてを買い取り、再設置に当たっては作家が監修してその場所に合わせて展示方法を変えることなどの方法がとられる。作家や美術商がインスタレーション制作前に習作として描いたドローイングや試作模型、インスタレーション制作後の記録写真などを販売することもある。
もともと西洋の現代美術の一ジャンルで、1970年代以降に盛んになったものである。

起源ははっきりとはしていないが、イタリア・ローマアカデミーの舞台美術科を卒業し、その後舞台美術を応用した作品群を発表しているピーノ・パスカーリ(1960年代)がインスタレーションの創成期のもっとも早い作家の一人である。

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2009年12月01日 01:57に投稿されたエントリーのページです。

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